梅雨入りしましたね。
今朝の散歩でも、草木にかかる甘梅雨が宝石のようでした。
今日、保健所の歯科健診で私は午前中お休みしました。
約30名弱の子供を見ました。
健診で1番多かった質問は指しゃぶり。
指しゃぶりは当院でも多い内容です。
指しゃぶりは、お母さんのお腹に入る時から始まっています。一説によれば、おっぱいを飲む練習をしているのではないか?と言われています。
誕生して1〜2年間は、口の側にあるものをすぐ持って行ったり、眠い時や退屈の時にしたりします。
3歳以降になると友達とのコミニケーションでほとんどなくなってきますが、5歳以降まで残る場合、なんらかの指しゃぶりを防止する矯正器具の使用なり対策を考えないと外れることは難しいのが現状です。
指しゃぶりによって歯並びのの悪化はみなさんご存知の通りですが、舌や筋肉にも影響がでます。舌や筋肉の影響が強まれば、呼吸機能、消化機能がおのずとわるくなります。
指しゃぶりは体の健康を考えると小学校入学までには取れるといいですね。
臨床心理士によれば、4~5歳になっても持続する指しゃぶりの場合、背景に親子関係の問題や、遊ぶ時間が少ない、あるいは退屈するなどの生活環境が影響しているので、子どもの心理面から問題行動の一つとして対応した方が良いという意見もあります。
指しゃぶりはなかなか難しい問題ですが、パール歯科クリニックは、スタッフ一同、親子のサポートをいたします。
どうぞご相談下さい。