
平成9月30日日曜日台風が近づく中、埼玉県川口東中学校に行ってきました。
野球部の部員とそのご家族ににカスタムメイドのマウスガードの必要性について説明するためです。
今年の夏の甲子園の華、マウスピース王子こと金足農高の吉田選手の白いマウスガードが話題になりましたが、野球は意外に怪我が多いのです。
ボールが当たる 人に衝突する 相手の手足が当たる
どれも防ぎようがない事故で、重傷なケースになることもあります。
特に頭頚部の怪我は命取りとなります。
スポーツは安全に行うことが大切です。自分の体を壊してしまっては元も子もありません。
永久歯は一度失うともう生えて来ません。折れてしまっても再生しません。
野球で失う歯は圧倒的に上顎の前歯です。食べる、話す、表情を作るなどの働きが失われてしまいます。
また、頭を守るためにも歯・口そして顎をケガしないようにしましょう。
マウスガードは、スポーツ中に起こる歯や口のケガを未然に防ぐお口のプロテクター(安全具)です。
小さいながらも安全にスポーツすることにつながります。
野球部顧問の武田先生は熱血野球一筋の社会科の先生です。
以前、先生が赴任した先での野球部で、『マウスガードをしていたら怪我がもっと軽減できたのではないか?』そう思える経験をされました。
だからこそ今受け持っている生徒たちを大きな怪我から守ってやりたい。
生徒のためなら何でもやる。どこにでも行く。本当に生徒思いの素晴らしい先生です。
先生のすごいところはまだまだあります。
武田先生は10年後の野球界のために、川口野球人口増加プロジェクトを立ち上げ、サークルベースボールを作りました。
確かに中学校の軟式野球人口は激減の一途を辿っている。2009年から比較して、2016年では4割減です。
全日本軟式野球連盟に登録の小学生のチームも、最近5年間で200チームほど減少しています。
『野球の楽しさを実体験として、未就学児に伝えていく必要がある。』
この危機を何とかしようと、先生は頑張っています。
またこうした活動は社会的にも西武ライオンズ、横浜DeNAベイスターズなどのプロの球団や、ミズノなどのスポーツメーカーなどが、野球人口を増やそうと様々な取り組みをしています。
中体連(中学校体育連盟)の調査 http://g-times.jp/baseball_future/
サークルベースボールとは?
野球をやったことがない子どもたちに、できるだけ安全なかたちで楽しく遊べるベースボール型のレクレーションです。
放課後の遊びとして普及させ、少年野球への入団や中学校での野球部入部へのきっかけつくりをしています。
サークルベースボールのルールは子供が楽しめるルールだから三振なし!
個人戦ルール
①投手はサークル内から打ちやすいボールを投げる。(三振はなし)
②バッターは打ったら3段階(5m間隔)のマーカーまで走る。
③手前のマーカーから1点・2点・3点として往復すると加算されていく。打ったボールがサークルに戻ってくるまで何点加算されるかカウントする。
④守備側はバッターが打ったボールを捕って、投手サークルにボールを運んだらアウトとする。
⑤1人1アウト交代で7イニング行う。
チーム戦ルール
①投手はサークル内から打ちやすいボールを投げる。(三振はなし)
②バッターは打ったら3段階(5m間隔)のマーカーまで走る。
③手前のマーカーから1点・2点・3点として往復すると加算されていく。打ったボールをサークルに戻ってくるまで何点加算されるかカウントする。
④守備側はバッターが打ったボールを捕って、投手サークルにボールを運んだらアウトとする。
⑤チーム全員が打ったらチェンジとして、7イニング行う。
http://kawaguchibaseball.blogspot.com/2017/02/blog-post_11.html