先日、マウスガード装着させていただいた、中学生たちの使用状態を見るため、千葉に行ってきました。
市原先生と一緒に往診道具を詰め込んで、千葉まで約一時間、最近の診療話題を互いに夢中になって話していたら、いつの間にか到着しまいました。
中学校に着くと、監督はじめ、生徒さんが出迎えてくださり、あっと言う間に立派なテントを作ってくださり、青空の下、素敵な診療所が出来上がりました。
近隣住民のことがあり、練習は色々制約があるようですが、頑張って練習をしていました。
監督さんに生徒さんのマウスガードの状態を聞くと、違和感なく使えているという話でした。
本人は自覚はないのですが、明らかにマウスガードをつけたことによって、バットを振る行為が安定し、フォームが良くなり、その結果球が飛ぶ。
春の試合が楽しみであると話されていました。
嘔吐感がある、話ずらいと言った声が出てこないかと心配していたのですが、意外な答えだったので、思わずヤッター!と思いました。
そして「あ、早い時期にマウスガードを装着するということは、違和感を感じさせなくなる上でとても大事なんだ」と思いました。
練習中に生徒さんが、「歯医者行ってきまーす」といって、テント内の私たちのところに並んで、マウスガードの調整をしに来ました。
使い心地をいろいろ聞くと、それなりに違和感がありました。歯が生えている途中だからこその違和感です。
何人かの生徒は、若干嘔吐感を訴えていました。歯並びが悪い子がうったえるのな?と思っていたら、案外歯並びがきれいな子でも嘔吐感がありました。
現場を見るというのはとても大切ですね。
中学校の怪我は試合の時より練習中の時が多いです。マウスガードの装着の啓蒙活動しっかりしてゆこうと思います。
診療室で大丈夫と思っても、現場で動いている状況での感覚は少し違う様です。
現場でのマウスガードの調整はとても都合がよい状況でした。
調整して、練習に復帰して、また調整して。
直ぐに使用状態を確認でき、動きのパホーマンスを高めることが出来る。
青空往診は、監督の理解があって実現しました。
これからも、青空往診続けていきたいと思います。
マウスガードでお困りの方、どうぞご相談ください。
大学病院でスポーツ歯科を専攻した医師が在籍しています。
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