乳歯のお話 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷

No img

スタッフの辰己です( ・ᴗ・ )

先日埼玉県の給食で児童たちの歯がかけるという衝撃的なニュースがありましたね!

歯が欠けるって(⊙︎ロ⊙︎)!と私も驚きました。麺の揚げ時間が長かったことが原因だそうですね。

児童たちの乳歯が欠けてしまったことについて、生え変わりの時期だったり、むし歯で元々歯が弱っていたのではないかと解説がありました。

生え変わりのグラグラしている時は、うどんをすすった時に一緒に歯を飲み込んでしまったという患者さんがいた程何がきっかけて抜けるかわからないものです。

皆さん乳歯の役割にはどんなものがあるかご存知ですか?

勿論乳歯がなければ乳幼児期に食事を噛んで食べることが出来ないので、勿論永久歯と同じように噛む役割もありますがその他にも色々あるんですよ(^_^)

まずは乳歯はいずれ抜けるんだからいつ抜けてもいいんじゃないの?ぶつけてグラグラしてるから抜けても永久歯が生えてくるから平気なのかな?むし歯でも子供の歯だから大丈夫!

と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、乳歯の状態は永久歯に影響を与えることがあります。

またむし歯などでしっかりと機能を果たしてない歯で食事を取ると堅いものが食べれなかったりして充分に噛むことが出来ず顎の成長を妨げる原因にもなります。

そして乳歯は抜けるまで次に生えてくる永久歯に「ここに生えてくるんだよ〜!ぼくが抜けた場所だよ〜」とガイドしてくれる大切な役割があるんです(=^▽^)!

なので、あまりに早い時期に乳歯が抜けてしまうのはよろしくありません!

乳歯は下にスタンバイしている永久歯が出てこようとしてくると自然と根っこが吸収されてグラグラして抜けるようになっています。ただ、下に大人の歯が生えてきたけどうまく根っこが吸収されずに抜けない等の場合自力で抜けない時もありますが出来る限り自然に抜けるまでは抜けない方がいいです!

なので乳歯だから大丈夫でしょ!という風に思わないでいただきたいです。

もしぶつけてグラグラしている、歯の色がなんか変わってきた…ということなどありましたら、まずはしっかり受診して処置をしましょう!!