午前の診療が終わり、ほっと一息ついたお昼時です。
<img alt="DSCF3373.jpg" src="DSCF3373.jpg” width=”200″ height=”150″ style=”” /> <img alt="DSCF3374.jpg" src="DSCF3374.jpg” width=”200″ height=”150″ style=”” />
「南無妙法蓮華経」
と、うちわ太鼓をたたいて寒参りをしている光景が目に入りました。
下高井戸で開業して8年初めて見ました。思えば下高井戸で地域医療をと目指していた割には
あまり地域に目を向けていなかったかなと反省しました。
翌日の午後の診療時、下高井戸の地域発展に力を注いでいる患者さんのお約束が入っていました。私は診療のかたわら、その方と寒参りについてお話をしました。
寒参りは昔、下高井戸でもよく見られた光景だそうです。また宗派によってもお参りの姿が違うそうなのです。うちわ太鼓は日蓮宗の特長と教えていただきました。
寒参りは若いお坊さんの修行の一つ。家々を巡り、生活に必要な最低限の食糧、お賽銭などを乞い、信者に功徳を積ませる修行をするそうです。(托鉢)
「寒参りのお坊さんが立ち寄ったら断ってもいいし、気持ち程度のお賽銭をあげるなり、
でいいのでお参りしてあげなさい。」
と教えていただきました。
私は下高井戸の昔の良き習慣、人とのコミニケーション風景を聞けて大変に嬉しかったです。
でも今回見た寒参り、お店が閉まっているところにお参りしていましたが、営業妨害にならないように配慮しているのだろうか?
寒参りもその時代のニーズに合わせてスタイルが変わってゆくのでしょうか?
少し寂しいですね。
世田谷区桜上水・下高井戸のパール歯科クリニックのホームページはこちら