いつもお口を開けていると、お口やカラダに良くないことが!
お勉強している時や遊んでいる時、お子さんのお口は開いていませんか?
絵本の主人公「みっくん」も、“お口ポカン”が癖になっている一人。
実は近年、“お口ポカン”がもとで、お口の中の環境やカラダの健康に悪影響を及ぼすケースが増えているのです。
お口を開けているといろいろなモノがカラダに入っちゃう
何やら「みっくん」、大変なことになっていますね。
正しい呼吸法は鼻呼吸。でも、お口が開いていると、口呼吸になってしまいます。
口で息をしていると、「みっくん」のように虫やホコリ、ウイルスなどがカラダの中に入ってしまうことに。
そして、お口の中が渇いているため、かぜなどの感染症を起こしやすくなっているんです。
お口ポカンの主な原因は、舌の位置
お口ポカンを予防するためには、お口を閉じた時に舌が正しい位置にあることが大切です。
舌の筋力が低下して舌の位置が下ると、前歯が押し出されてしまいます。
どうやら「みっくん」も、舌の位置が良くないようですね。
舌の姿勢が悪いことを「舌癖(ぜつへき)」といい、普段の生活習慣とも深い関わりがあります。
くわしくは「歯のきょうしつ お口ポカンにご注意を」をご覧ください。
舌癖をそのままにしておくと困ったことに……。
あれッ? 「みっくん」の顔が、先ほどから変わっていますね。
舌癖をそのままにしておくと、前歯が出たり、面長な顔になってしまったりすることがあるんです。
そうならないためには、まず予防。お口ポカンにならないよう、工夫してあげましょう。
「歯のきょうしつ お口ポカンにご注意を」で、予防のトレーニング法を
紹介していますので、参考にされてはいかがでしょうか。
【引用元】制作:株式会社 松風
医療法人社団育友会 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
院長 大原庸子