ドクターズブログ中西です。『羽根木、豪徳寺、大原で歯科をお探しならパール歯科クリニック』

No img

パール歯科クリニックのDr中西です。
今回は症例ではなく歯を失った際の治療法について考えていきたいと思います。
先日、岡山県にて年に1度のインプラント学術大会があり参加してきました。
そこでの議題の中に歯を残すか、ブリッジか、移植か、
インプラントかを改めて考察してみるという講演があったのです。
まずはブリッジ、移植、インプラントとはどういうものか
簡単な写真を載せさせていただきます。
nakanisiburogu1.jpg
nakanisi2.jpg
Drnakanisi3.jpg
buroguyou4.jpg
それぞれにメリット、デメリットがありますが細かな説明は割愛させていただきます。
いまでも歯科では歯が無くなった際にブリッジを
第一選択に考える方が多いと思いますが
写真を見ても分かる様に真ん中の歯の欠損域が増えれば増えるほど全体のたわみが大きくなり歯への負担が増します。
そのため奥歯を多数なくされたりした場合は
入れることは出来ても歯の寿命は大きく削られることとなります。
次に移植ですが歯を別なところに埋め込む際には
元の歯の健康状態や埋め込む場所の環境が良くないと上手く生着しません。
また歯のサイズが違ったりするため
上手く生着すれば元の歯のように自分の歯で噛めますが条件が限定されてきてしまいます。
最後にインプラントですがこちらは骨に打ち込んで
強固な結合をするため全身状態や、
口腔内の環境が悪くなければかなり快適に使うことが出来ます。
その代わりに歯のようにたわむことが出来ないため物が欠けたり、メインテナンスが自分自身だけでは不足となる為メインテナンスが必須となります。
結局、治療法は数あってもその人の歯の状態(治療する歯だけでなく全ての歯を考察して)、
口のケア状態、全身状態など様々な要因によってベストな選択肢は限られてきてしまうのです。
何にしても残せるのであれば自分の歯に勝るものはない・・・
そう言えるのではないでしょうか。
だからこそ今、歯科では予防に力を入れている医院が注目されているのだと思います。
皆様も、ご自身の歯をなるべく残せるように
めんどくさがらず健診や専門家によるクリーニングをしてもらい長く、
健康にご自身の歯で過ごされて頂きたいと切に願います。
                          Drリーダー  中西 稔
下高井戸・桜上水の歯科・歯医者|パール歯科クリニック
〒156-0044 東京都世田谷区赤堤5-32-2(下高井戸駅徒歩5分)
TEL:03-5300-6480(ムシバゼロ)
診察時間:月~土 【午前】10:00~13:30【午後】14:30~19:00
※休診日:日曜、祝日
一般歯科・小児歯科・審美歯科・予防歯科・インプラント・ホワイトニング
床矯正、検診ご希望の方、お電話でのご予約お待ちしています。
TEL03-5300-6480   パール歯科クリニック
世田谷区桜上水・下高井戸・松原のパール歯科クリニックのホームページはこちら