2019年 4月13日(土)、14日(日)、全日本モトクロスがHSR九州(熊本)にて開幕します。
18’全日本モトクロス選手権 星野 優位 Yuui Hoshino IA1クラス 5位の星野優位選手のマウスガードをサポートすることになりました。
IA1クラス とは国際級450クラス/国内最高峰クラスを意味します。
今年の意気込みを開幕戦に向けた動画で語っています。(https://youtu.be/VopL5sPJvkE)
常に上位3を狙い、表彰台に立つ。 応援よろしくお願いします。
星野選手の紹介ページをぜひ見てくださいね。レース時の気迫ある表情とは違う優しい表情を見ることが出来ます。
モトクロ男子紹介ページ http://mx-danshi.com/rider/166/
星野選手のオフィシャルブログ http://blog.eigyo.co.jp/y-hoshino/
星野選手とパール歯科クリニックには共通点があります。それは子供が大好き!と言うこと。
星野選手はモトクロス教室でキッズを指導しています。
キッズを指導する星野選手の目はとてもやさしい目をしています。
星野選手をサポートするきっかけは、パール歯科クリニックに通院するお客様からの紹介です。
事故の後遺症に悩むお客様の口腔内の治療と全身のリハビリをする上でマウスガードを使用したところ、マウスガードの良さを理解してくださり、「このままにしてはいけない。ちゃんとお金になるように仕組みを作ったほうがいいよ。」と、ご自身のレーサー仲間をご紹介くださりました。本当にお客様に感謝です。
初めて星野選手とお会いした際は、互いに緊張して、ぎこちなかったのですが、モトクロスの現場に行き、マウスガードの調整をしに行ったときは、初めて見るモトクロスを見て、バイクのエンジンの音や舞う土煙、テクニカルなギャップとジャンプに自分の五感が騒ぎました。
なんて綺麗なんだろうー。
彼は大けがをしたことが、沢山あります。それでもモトクロスをやめないのはなぜなんだろう?
怖くはないのか?
彼は言います。
「好きだから。
好きだから、やる。僕を支えてくれる人たちのために、プロとして命を懸ける。
怪我をしても、支えてくれる人たちへの責任があるから、やる。」
少し遠くを見て語る男の意気込み。プロとしての責任の重さ。
私もプロになろう。プロとして彼と接しよう。
彼のちょっとした気になるところを、いち早く見つけ、調整する。
マウスガードは、診療室でこの調整なら大丈夫と思っても、実際使っていると、ちょっとした何かが起こります。
80~90%はいいのだけど、残りの20~10%は、現場で微調整することで、プロとして命を懸ける選手のレーシングスーツに変身します。
残りの20~10%の微調整。これが歯科医師による本来のプロとしての仕事だと私は思います。
今、マウスガードが注目されるようになってきました。
皆必要なことは分かっているけれど、決断できるように、後押しをするメンタルサポーターの存在が必要です。
初めてのことは誰だって、怖い。
怖いからこそ、既製品に行ってしまったり、歯医者に行ったことがないからこそ歯医者の存在が怖くて、一人では入れない。
多くの歯科医は、怪我をした患者は待っていれば来る。というのが常識である。
多くの歯科医は怪我をした患者さんに初めて、手を差し伸べます。
でも彼らのような、いつ怪我をするかわからない予測患者さんに目を向けていません。
向いてはいるけど、どうしたらいいかわからない。
私は、待っているだけなんて嫌だ。
私は、私を必要とする声があるところに、一所懸命、自分の持っている最大限の知識と技量をプロとして提供します。
最先端を行くスポーツ歯科認定専門医の大先輩方からすれば、スポーツ歯科、駆け出しの私の行動はそれはアントラージュではないという人もいるであろう。
それでもいい。
小さな力だけれど、スポーツ歯科の大きな火種になればいい。
女性だからできる、スポーツ歯科のサポート。
それはおもてなしの精神だと思う。
ゼッケン166番、星野優位選手 皆さん応援よろしくお願いします。
怪我無く、今シーズン終えられることを祈り、彼の悲願がかないますように。
こうして、医療人として、一人の選手のサポートを出来る事に感謝します。
日常の患者さんとの出会いが私の宝です。
切っ掛けを作ってくださった、患者さんに御礼申し上げます。
院長 大原庸子