そもそもインプラントって?どうやって治療するの? 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷

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前回、インプラント治療のメリット・デメリットについてお話しました。

今日は、実際にインプラント治療とはどんな治療なのかについてお話します!

 

そもそもインプラントとは、人工の材料や部品を体に入れることの総称です。

歯科で言うインプラントは歯を失ったあごの骨に、体になじみやすい材料(生体材料)で作られた

歯の根っこの一部、または歯の根っこ全てを埋め込み、

それを土台にして、セラミックなどで作った人工歯を取り付けたもののことです。

 

 

↑この画像のように、インプラントは

1.あごの骨の中に埋め込まれる部分(インプラント体)

2.インプラント体の上に取り付けられる土台となる部分(アバットメント)

3.歯の部分にあたる人工歯(上部構造)

の3つで構成されていて、1から順に口の中に入れていきます。

 

インプラントの手術は、1回だけ行う“1回法”と、手術を2回に分けて行う“2回法“があります。

 

【1回法】

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1.インプラント体を埋める部位の粘膜を切開して骨を露出させます。

2.ドリルで穴を開けワンピースインプラントを埋め込みます。

3.ツーピースインプラント(インプラント体にアバットメントを連結するもの)の場合には

インプラント体を埋め込み、同時にアバットメントを連結します。

 

 

 

【2回法】

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1.上記の1回法と同じようにしてインプラント体を埋め込んだ後上部の穴にカバーを付けます。

切開した粘膜を糸で縫い合わせて1回目の手術は終了となります。

2.インプラント体と骨が結合するまで、治癒期間をおきます。

上あごでは約5ヶ月ほど、下あごでは約3ヶ月ほど掛かります。

個人差があるので、この期間は前後します。

3.2回目の手術はカバーの上の粘膜を切開して、カバーを取り除いた後、

仮のアバットメントを連結します。これで2回目の手術は終了です。

4.粘膜の治癒を2~3週間待ってから、本物のアバットメントを連結します。

 

 

1回法になるか2回法になるかは、あごの骨の厚さや硬さなどが関係してきますので、

手術前にしっかり検査してから決定します。

また、現在どんなお薬を服用されているかなども関わってきますので、

もし歯科以外の病院に通われていて、服用しているお薬がある方は事前に必ず教えてくださいね。

 

次回は、実際に口の中に入るインプラントの素材の種類についてお話したいと思います!