デンタル小町 日本歯科新聞10月4日掲載 ~矯正して良かった~『世田谷区松原で歯科をお探しならパール歯科クリニック』

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 運動会のシーズンになりました。来院する子供達の中には運動会の練習でへとへとになり
ユニットで寝てしまう子や、この競技に出るんだと話してくれる子、また受験の追い込みで少しの
時間も無駄にせず、治療を受けながら本や参考書と向き合う受験生。この様な光景を見かけると
秋を感じます。
 
 床矯正を初めて5年。多くの子が矯正を終了しました。
終了した子は皆「矯正して良かった。」と話してくれます。
 理由を聞いてみると
「初めはあまり咬む事ができず、水が無いとご飯を飲み込めなかったけれど、今は咬むと音が鳴って、色んな味がするんだー。キュウリはシャキシャキって音がするよ。」
「昔は硬い大きな肉を食べたかったけれど食べられなくて嫌だった。でも今は
何でも食べられるから嬉しい。」
「鼻がつまって口を開けていなければ苦しかったけれど、今は辛くないよ。」

咀嚼機能や呼吸機能の改善を第一の答えに挙げています。
矯正を始める動機の多くは審美的な問題がほとんどでした。
でも矯正終了時には歯並びよりも、咬める事の喜びに変ってゆく気持ちの変化に本当の矯正の
良さがあるのだと思います。
 当医院には「なるべく歯を抜きたくない」「ブラケットを付けたくない」という方が来院されます。
J.Mewは「不正咬合はかならずしも遺伝するものではなく、後天的なOral Postureが影響を与える」と論じています。
哺乳様式によってその後の咬合に影響を与えると指摘する意見などもあります。
 矯正の考え方は色々ですが、なるべく歯を抜かなくてすむように、環境的要因、筋機能の
改善について、早期にかかりつけ歯科医として多くの情報を母親に与え、教育、指導を行う事が
重要だと思います。子供の顎が正しく成長し、矯正しなくてもすむかもしれません。
 今後は1人でも多く、矯正をしなくてもすむように導く事が私の歯科医師としての役割だと思って
います。そして自分自身もまた日々勉強です。
床矯正、検診ご希望の方、お電話でのご予約お待ちしています。
TEL03-5300-6480   パール歯科クリニック
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