「むし歯だけじゃないんだからね!」
お口の中を常に清潔にしておくことは、むし歯予防のほかに、
別の目的もあることをご存知ですか?
歯の絵本を通して、ウイルス感染症予防の新常識をチェックしましょう。
①お気に入りのはみがきグッズで
はぶらし、はみがきこ、コップなど、はみがきグッズは
種類も豊富ですよね。
店頭で実際にお子さまが選んだグッズなら、
毎日のモチベーションアップにつながります。
ぜひお試しを。
②食後の口ゆすぎ
理想は食後のはみがきですが、お出かけの際など、
毎日欠かさず、はみがきができるとは限りませんよね。
まずはお茶やお水で食後にお口をゆすぐ習慣がおすすめです。
ただし、寝る前に必ずはみがきしてくださいね。
③入浴時など、すきま時間でのお口のケアで感染予防
お風呂の時間はコミュニケーションに最適。
お風呂の中で親子で、はみがきを一緒に実践するもよし、
湯船につかって数を数える代わりに
「あいうべ体操」20回もおすすめです。
あいうべ体操は、鼻呼吸の習慣が身に付く点で、
感染症予防にも有効
④お口を清潔にすること=お子さまのトータルでの健康管理
お子さまの風邪やインフルエンザの予防。
うがい、手洗い、マスクといった一般的に広く知られた習慣と
同じくらい、お口の中を清潔にすることが重要です。
なぜなら、お口の中が清潔ではないと、お口で増えた
細菌の出す酵素により、のどや鼻の粘膜が破壊。
破壊された粘膜から、風邪やインフルエンザの原因となる
ウィルスが、体内へ侵入しやすくなるからです。
お口のケアによる健康管理は、もちろんお子さまのみならず、
ご家族全員にも有効です。
ぜひ各ご家庭で、口内環境向上による感染症予防への
意識を高めましょう。
⑤歯医者さんのプロフェッショナルケア
おうちでの日常的なお口のケアに加え、
歯医者さんでの歯みがき指導や歯のクリーニングは、
感染症予防対策の面からも有効です。
また歯医者さんでは、フッ素塗布やシーラントなど、
むし歯を予防する処置も受けられます。
ご家庭内でのケアとともに、ぜひ定期的な歯医者さんでの
プロフェッショナルケアを。
【引用元】制作:株式会社 松風
歯磨きは毎日の習慣ですが、楽しく歯磨きをしないと続けられないので、
色々な歯磨き粉や歯ブラシを使い分けすることがおすすめです。
歯磨き粉や歯ブラシは色々な種類がありますが、
それらを使い切らないといけないわけではないので、
日々の歯みがきの中で楽しく続けられるように工夫していきましょう。
医療法人社団育友会 下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
院長 大原庸子