歯垢=台所の排水溝の垢について

いつもお世話になっている武内先生の著書「50歳から老けない人の歯の習慣」について
今後ご紹介していきたいと思います。
「歯」について理解を深め、健康な歯を守り、50歳以降も健康で丈夫な身体を作っていきましょう!

まずは「歯垢=台所の排水溝の垢」についてご紹介いたします。

皆さんも歯医者さんで歯磨きチェックされた際に、
「汚れがある」と歯垢を指摘されたこともあるかと思います。

それは「バイオフィルム」と言われており、生きた生物の膜という意味です。
実は悲しい事ですが、この歯垢も排水溝のヌメリと同じバイオフィルムなのです。
菌が分裂し、近くにたくさん仲間がいると、合成をし始めます。

すると、バイオフィルムという「鎧」の中に抗体(薬)が入り込めず、
休眠状態に入るため、薬が効きにくいのです。

バイオフィルムができる前に、特に歯と歯の間や歯と歯茎の境目を丁寧に磨くことを心がけてみてください。

また、歯ブラシだけでは取り切れない部分の汚れを落とすために、
デンタルフロスや歯間ブラシ、歯科医院でのクリーニングを利用することをおすすめします。

引用:50歳から老けない人の歯の習慣

著作:武内博郎

下高井戸パール歯科クリニック・世田谷

大原庸子