
日本人の死因は「1位がん」「2位心疾患」「3位脳血管障害」「4位肺炎」「6位誤嚥性肺炎」と続きますが、
そのすべてに歯周病が関係しています。
歯磨きのときなどに出血すると、血液成分がエサとなり歯垢中の悪玉菌をさらに増加させ、
歯周ポケットの深部に潜り込み、炎症を繰り返し、歯周組織をどんどん破壊していきます。
また出血をそのままにしておくと、最近が血中に流入して病原性の菌血症が生じ、全身の臓器に炎症を起こします。
こうした歯周病菌と虫歯菌の一部が全身に運ばれないように、
定期的な歯科検診と適切な口腔ケアを習慣化することで、全身の健康を守りましょう。

引用:50歳から老けない人の歯の習慣
著作:武内博郎
下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
大原庸子