
歯垢には、歯を守る「良い歯垢」と、虫歯や歯周病を引き起こす「悪い歯垢」があります。
歯の表面には、唾液の成分が結合してできる「ペリクル」という薄い膜が形成され、これに細菌が付着して歯垢が生まれます。
放置すると歯垢は古くなり、悪玉菌が増殖して「悪い歯垢」となり、やがて歯石に変化します。
こうなると歯ブラシでは除去できず、歯科医院でのクリーニングが必要になります。
毎日正しい歯磨きをすることによって、悪い歯垢に進行させないことが大切です。
さらに3〜4ヶ月ごとに歯医者さんで歯垢を除去させ、健康なお口を目指しましょう!

引用:50歳から老けない人の歯の習慣
著作:武内博郎
下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
大原庸子