さて、ずいぶんとご挨拶が遅れました。パール歯科クリニック院長の大原庸子です。
全世界に突然に襲ったコロナウイルス感染。コロナともに生きるというスローガンの中、コロナ対策に皆さん大変なことと思います。
当院も体制を整えるのに大変でした。ですが何とか頑張ってこられたので良かったです。
人員はじめ仕事スタイルも、治療手段も、すべてにおいて見直し、大変でした。
そんな中、嬉しい事もありました。
頑張っている女性を応援できることです。
毎日訪れる新患さんの主訴は色々ですが、マウスガードを作りたいという新患さんが増えてきました。
そな中に、女性の日本を代表するキックボクサーがいました。
とても光栄なことです。
素敵な女性なのでご紹介します。
ミネルヴァ ライトフライ級4位 ERIKOさんです。
顔だちも精神面でも、とても美しい女性です。キックボクサーと聞いてはじめは驚きました。
女性のキックボクサーというと、かなり男勝りというか、ヤンキーというか、激しそうな、気性が荒いというか、そんなイメージがありましたが、彼女を見てこんな素敵な女性もいるのかと驚きました。
リングの上では強い。情熱の根性が現れますが、普段の姿はいたって可愛らしい方です。
そんな彼女らしさをマウスガードのデザインに表現してみました。
このマウスガードを着けて8月22日、KNOCK OUT-BLACK女子ライトフライト級に出場し戦い勝利しました。
嬉しいです。次戦はタイトル争いとなります。
皆さん、ぜひ戦う美しき女性を今後とも応援してください。
私も毎日診療で戦っています。一歩間違えれば、大惨事です。だから慎重に、集中して治療しています。
自分の歯を割るくらいです。本当に、あった話です。
マウスガードを一緒に組んで作製しているのは、数少ない女性技工士でマウスガードインストラクターの資格を持っている緒方さんです。
歯科医師、歯科技工士共に女性で、手掛ける選手も女性。
気持がウキウキしてマウスガードの材質、デザイン、入れる文字の図案など緒方さんと電話で連絡しながら楽しく作らさせて頂きました。
キックボクサーは、ボクサーと異なり、肘や膝のけりがあります。
それゆえ怪我も大きいです。特にキックからくる衝撃はかなり大きいです。
だからこそマウスガードの作成には、聞き取りがとても大切です。
今まで使用していたマウスガードの悩みなどしっかり聞き取り、使用感など配慮してマウスガードを作成します。
競技の特性を考えて、マウスガードのデザインを変える事は選手の外傷軽減に繋がると考えています。
歯医者で作成するマウスガードでも粗悪品があふれています。
確かに既製品よりいいかもしれませんが、大きな怪我が起きれば、一緒問題にもつながります。
是非、マウスガードは、専門家のところで作成することをお勧めします。
またネット上で注文して、作製するマウスガードもありますが、必ず噛み合わせを歯科医師に診てもらってください。
咬めてないマウスガードはスポーツをするうえで、とても危険です。怪我のもとです。
自分が噛めているかどうかは、意外に分からないものです。
こんなものか―ではなく、80%以上に仕上げもてもらってください。
マスガードの目的は、外傷の軽減、脳震盪の軽減、運動能力の最大の発揮です。
ペラペラな、変形したマウスガードでは何の意味はありません。
自分に合ったマスガード。
是非当院で作製してみてください。
女性だからこそ表現できるデザインと口腔内を守る滑らかさが、売りです。
ご相談ください。
費用;高校生5000円、大人10000円~
下高井戸パール歯科クリニック・世田谷 院長 大原庸子