健康な口腔を作り上げてゆくために
~口腔機能トレーニング夏のご紹介~
★口を閉じる
梅雨入りし、雨がしとしと、ぴちぴち、植物や建物、傘、、、色んな物にぶつかり、ちょっとした音楽会になっています。
6月は歯科健診が学校で行われます。
むし歯だけでなく、歯並びも身体の健康発育に必要な健診項目です。
歯並びの問題を抱える子供たちの多くは、口が開くポカン口の傾向があります。ポカン口は、空気中の細菌やウイルス、有害物質を体の中に取り込みやすく、風邪や肺炎を引き起こします。
ポカン口にならないように又はポカン口をどうしたらいいのか?
対策①離乳食のタイミング
赤ちゃんには、原始反射という無意識に出る反応や姿勢があります。
赤ちゃんの口元にスプーンを近付けると舌で押し返す「舌挺出反射」という原始反射がなくなったタイミングが離乳食開始のタイミングです。
舌挺出反射があるうちから離乳食を始めると、舌を前に出して飲み込む間違った飲み込み方を覚えてしまい、口を閉じる事を忘れてしまいます。
通常生後9ヶ月頃、口を閉めることが出来るようになります。
対策②口閉じ歯磨き練習
口閉じ歯磨きは飛沫が飛び散らないため、コロナ感染対策にもなります。
歯ブラシを口に入れて唇を軽く閉じるだけ。
口を閉じにくい方は、薄いヘッド、細いスリムなネックのハブラシを使ってみてください。
口閉じ歯磨きのコツの動画はこちらのQRコードを読み取りください
トレーニングは自分の意思が強くないとなかなか上手くいきません。
下高井戸パール歯科クリニックは、日常で誰しもがやっている事に工夫をして、楽しく、気軽に家族全員で出来るトレーニングをご紹介していきます。
下高井戸パール歯科クリニック・世田谷
TEL03-5300-6480
院長 大原庸子